現代の犬用口輪、OPPOのquackシリーズです。
シリコン製のソフトな口輪なのでフルパワーで噛み付くようなヤバい子には少々パワー不足ですが、拾い食い防止には十分に役立ってくれるでしょう。
口輪には賛否は有るでしょうが、ペットは人間に怪我をさせない事が最も重要な点なので、トレーニングではどうにも成らない場合の最後の手段としては決して否定される物では無いでしょう。
勿論使わなくて済のらば、それに越した事は無いのは言うまでも無いのですが。
このquackはスタンダードなモデル。
より口を閉じさせるクローズド、超小型犬用のSS、鼻ぺちゃさん用のフェイスと、現在は4モデル有ります。
各部のサイズ
サイズ・適合犬種 | A:上部 | B:口周り | C:下部 | D:バンド長さ | 重量 |
Sサイズトイプードル、チワワ、ポメラニアンなど | 4.5cm | 11㎝ | 6cm | 13~27㎝ | 46g |
SMサイズカニーンヘンダックスフンド、ミニチュアピンシャー( 軽量 )、ジャックラッセルテリア( 軽量 )など | 7cm | 13.5㎝ | 9cm | 13~33㎝ | 46g |
Mサイズダックスフンドやミニチュアピンシャーなど | 7cm | 14.5㎝ | 10.5cm | 13~33㎝ | 83g |
Lサイズボーダーコリーやジャックラッセルテリアなど | 7cm | 15㎝ | 9cm | 13~37㎝ | 78g |
※適応犬種はあくまでも目安です
LサイズよりMサイズの方が大きく見えるのは気のせいでは無かったようですね。
本体はシリコンラバー製なので、手で簡単に曲げれるような柔らかさです。
ドッグランで使っても、自分も他の犬にも怪我させる事は無いでしょう。
スタンダードのquackとquackクローズドは、バックルをカチリと留めるだけで装着出来ます。
最初に長さを調整しておけば、次から直ぐに装着出来るでしょう。
スタンダードはベルトがコットンですが、シャンプーの際に使う機会の有るクローズドはポリプロピレン製に変更されています。
本体も下部に水抜き用の大きな穴が空いてたりと、色々と考えられてるようです。
柔らかくて軽量な作りですが、長時間の使用は大きなストレスに成ります。
quackスタンダードモデルは、水は一応飲める程度の自由度は有りますが、それでも口周りは自由に動かせません。
高温時は舌を出して体温調整がし難く成るので、暑い時期は出来るだけ使わない方が良さそうです。
ドッグランでも、運動量が激しい場合は酸欠を起こす可能性が有るので、激しく走り回る子には使わない方が良いでしょう。
quackクローズドはさらに舌も出せない程の強い拘束力が有ります。
勿論水も飲めません。
生命に関わる恐れも有るので、使用時は十分な注意が必要です。